茶房
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茶房の成り立ち
今から35年ほど前、生麸は料亭や仕出し屋さんが使う食材で、家庭で料理されることはほとんどありませんでした。
また普通の主婦が料亭に行く機会もほとんどありませんでした。
半兵衛麸の本店でもお客様の中には
「生麸はお料理屋さんが使うものでしょ、私たち主婦には料理の仕方がわからない」
とご購入を躊躇われる方が多くおられました。
そこで、お客様に簡単にお料理できる方法をご紹介したいと、社内で定期的な料理教室を開く話が持ちあがりました。
せっかくならお料理を召し上ってもらいながら作り方をご紹介しようと茶房を始めました。
お食事をお楽しみいただきながら、ご家庭でのお料理法や扱い方などお尋ねください。
茶房と京町家
茶房を始めるにあたって、古く使いにくい京町家をビルに建て替える準備を始めた頃、
当時の社長(現会長)が、アメリカのボストンに義兄夫婦を訪ねて遊びに行った時のことです。
食事中に建替えの話をしていると、義兄が「古き良きものは一度壊してしまうと元に戻すことはできない。
本当にそれでいいのか、明日街を歩きながらもう一度考えてみてはどうか」と。
古き良き街並みが残るボストンを見て、町家を残し活かす決心をして帰国。
社長(現会長)が自ら絵を描き、京町家を活かした店舗をつくることになりました。
その後、建築関係の方や行政の方が多く見学に来られました。
昭和の終わり頃の話です。京町家をリノベーションした第一号ではないでしょうか。
今も、120年前から残るおくどさん、井戸、天窓の残る町家をご覧いただけます。
茶房「半兵衛」
茶房は、半兵衛麸本店の奥にございます。
麸とゆばのお料理「むし養い」をご用意しています。
「むし養い」とは京言葉で、お腹の虫を養う軽い食事のことです。
※お席の数が限られていますので、事前のご予約でご用意しております。
お手数ですが、下記までお電話くださいませ。
TEL 075-525-0008
フリーダイヤル 0120-49-0008
料金:お一人様 3500円(税別)
営業時間:午前11時から午後4時(ご入店は2時半まで)
休業日:年末年始
喫茶「遊心」
本店の向かい「ふふふあん」の中にございます。
【なま麸のおしるこ】や【季節の麸パフェ】などの甘味を、
アンティークの家具や調度品の中でお召し上がりいただけます。
※ご予約は不要です。