社長挨拶
おかげさまで、半兵衛麸は2021年に創業332年を迎えました。
元禄2年(1689年)に玉置半兵衛が京都の地でお麸屋をはじめ、
その創業の精神と、代々が作り上げ、守り、築いてきた商いの精神は、
今も半兵衛麸の基本精神となり、毎日の業務の中で活かされております。
それが、家訓としている「先義後利」と「不易流行」であり、「三方よしの商い」の精神です。
「時代に合わせた美味しいお麸をつくり、お客様に喜んでいただく」
「商いを通じて日本の食文化の一端を支える」
「ともに働く人たちが、充実感を実感できる毎日にする」
そんな思いでお麸屋を継ぎ、今日まで商いを続けております。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響もあり、
時代は、大きな変革期を迎えています。
そんな変化の時だからこそ、日本人やご先祖が大切にしてきた心や習慣、文化を理解し、
それを守りつつ、新しいものを融合させながら発展させることが、
お麸やゆばの未来を切り開いていくのだと考えております。
味や品質はもちろんのこと、
高たんぱく質や低カロリー、低脂質といった栄養成分上の特徴、
そしてプロリン(アミノ酸)をはじめとした美容・健康・健脳効果…
お麸やゆばがもつ魅力をこれからも最大限引き出していきたいと考えております。
あなたの食べたものが、あなたをつくる。
だから、良いたんぱく質と、美味しいを届けたい。
私たちはそのように考えていますので、これからもお麸やゆばと共に、
日本の良き文化を守り、新しいことにもチャレンジしてまいります。
健やかな からだと心がもつ「美しさ」に、寄り添い続けていくこと。
それが、半兵衛麸の想いです。
これまでの伝統を守りつつも、常に失敗を恐れず新たな挑戦を続けてまいりますので、
より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社半兵衛麸
代表取締役社長